福島ユナイテッド執念の『猛攻』 サッカー天皇杯県代表決定戦

  このエントリーをはてなブックマークに追加 
【福島ユナイテッドFC-いわきFC】サイドで攻撃の起点となった福島のMF田村

 サッカーの第23回県選手権大会・天皇杯JFA第98回全日本選手権県代表決定戦は13日、福島市のとうほう・みんなのスタジアムで決勝が行われ、いわきFC(いわき市、東北社会人リーグ2部南)が特別シードで決勝から登場した福島ユナイテッドFC(J3)に2―1で勝利、大会2連覇で2度目の天皇杯切符を手にした。

 何度もいわきゴールに迫ったが、シュートだけが決まらなかった。後半、1点差に迫るPKを獲得するなど鋭いドリブル突破で福島の攻撃を引っ張ったMF田村翔太は「去年の悔しさを晴らしたかった」と言葉を絞り出した。

 試合開始早々に失点する悪い展開。それでも福島は左サイドに張った田村の突破力を生かし、好機を作った。前半29分、敵に囲まれながらもドリブルで強引に中央突破。倒れ込みながら左足を振り抜いたが、ボールはゴールをわずかにそれた。「仕掛ければ勝負できた」。主導権を握り始めた後半も突破から好機をつくったが、ゴール前を固めたいわき守備陣の壁は厚く、最後の最後ではね返され続けた。

 試合終了のホイッスル。喜びに沸くいわきイレブンとは対照的に福島の選手は下を向き、ピッチを後にした。それでもJクラブのプライドを懸けて戦った選手たちにサポーターは「下を向くな」「来年借りを返そう」と声を掛け、選手を見放さなかった。

 試合後、田村は雪辱を誓った。「(来年に向け)この悔しさをチームに伝えていく」

おすすめPickup!ニュースの『玉手箱』

箱根駅伝へ4監督が『トークバトル』 目標順位やキーマン選手