いわきで7年ぶり熱戦、福島県ゆかりの選手躍動 なでしこリーグ

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【相模原―仙台】シュートを放つ田中(左)

 日本女子サッカープレナスなでしこリーグカップ1部(第5節)のノジマステラ神奈川相模原―マイナビベガルタ仙台レディースは9日、いわき市のいわきグリーンフィールドで行われ、5―1で仙台が勝利した。東日本大震災前に本県女子サッカーを盛り上げた指導者や選手らが、7年ぶりにいわきの地で熱戦を展開した。

 2009(平成21)年から3年間、元東京電力女子サッカー部マリーゼで指導した相模原の菅野将晃監督らの強い要請で本県開催が実現。相模原はJFAアカデミー福島1期生のMF川島はるなやMF田中陽子、仙台はマリーゼに在籍したFW安本紗和子ら本県ゆかりの選手が出場し、会場を沸かせた。試合は、前半開始直後からロングボールを織り交ぜた速い攻撃で圧力をかけ続けた仙台が安本の1得点などで快勝。相模原は田中、川島を起点に細かいパスワークで揺さぶったが及ばなかった。

 「(2012年の)チーム結成当初から、いわきでの試合開催を思い描いていた」。かつて本県を拠点とした東京電力女子サッカー部マリーゼで指揮を執った菅野将晃監督は、7年ぶりに県内で行った試合を終え、充実した表情を見せた。「可能であれば、またぜひ戻ってきたい」とそう力強く語った。

 試合では2009(平成21)年から震災時までマリーゼに在籍、菅野監督の指導も受けた仙台のFW安本紗和子がキャプテンとして躍動。斎藤監督は対戦相手となったものの、かつて共に勝利を目指して戦ったピッチを眺めながら「懐かしいですね」と言葉を交わしたという。

 田中「気持ち高まった」

 JFAアカデミー福島のOGたちもプレー。1期生で相模原のMF田中陽子は「お世話になった人や友達が来てくれて、気持ちが高まった」と試合を振り返った。会場には県内のファンの姿も。マリーゼを創立当初から応援していた白河市の会社員(50)は、マリーゼの水色のユニホーム姿で熱戦を見届けた。「マリーゼ時代から知っている選手の活躍する姿をまた見ることができてうれしい」と顔をほころばせた。

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