東日本国際大、慶大に敗れ4強逃す 全日本大学野球選手権

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【慶大―東日本国際大】先発した東日本国際大の船迫

 第67回全日本大学野球選手権第4日は14日、神宮球場で準々決勝が行われ、2年ぶり13度目出場の東日本国際大(南東北、いわき市)は慶大(東京六大学)に2-10の8回コールドで敗れ、11年ぶりの4強進出を逃した。東日本国際大は初回に3失点、5回は3点本塁打でリードを許す苦しい展開。能代勘介(3年)と磯辺伶也(2年)の適時打で2点をかえしたが、コールドで敗れた。

 慶大のほか、昨年準優勝の国際武道大(千葉)東北福祉大(仙台六大学)がベスト4入り。15日は休養日で準決勝は16日に行われる。

 初回の3点、最後まで響く

 11年ぶりの4強進出を目指した東日本国際大の前に、名門・慶大が立ちふさがった。2戦連続完封勝利の勢いそのままに臨んだ一戦は、まさかのコールド負け。ドラフト上位のプロ選手を毎年輩出する東京六大学の壁は乗り越えられなかった。

 「ミス絡みで3失点し、流れを持っていかれた」。仁藤雅之監督は四球と失策が絡み、今大会初失点となった初回を悔やんだ。積極的な代打策や機動力を絡めた攻撃で切り替えを図ったが、5回までわずか2安打。慶大の厚い投手陣と堅守に阻まれ、仁藤監督は「やはり力の差があった」と肩を落とした。先発の船迫大雅(4年)も「相手が気持ちで勝っていた」と下を向いた。持ち味の制球力を生かして低めを攻めたが、しぶとく食らい付く相手打線につかまった。「低めを突く自分の投球ができたのに対応された。調子は悪くなかったからこそ悔しい」と唇をかんだ。

 全国の高いレベルを痛感させられた一戦だったが、選手は気持ちを切り替えた。6回に代打として意地の適時打を放った能代勘介(3年)は「これから伸びていくチーム。自分も一打で試合を決める選手になり、勝利に貢献したい」と前を向いた。2007年と同じ4強入りはならなかったが、全国2勝の経験は大きな自信になっただろう。

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