福島ホープス10点大勝 エース高橋復活、初2桁勝利

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【福島―新潟】7回2失点の粘投で10勝目を挙げた福島の高橋元=ヨーク開成山スタジアム

 (11日・ヨーク開成山スタジアムほか=5試合) 福島ホープスはホームで新潟アルビレックスBCと対戦し、10―2で快勝した。福島の成績は12勝7敗2分けで、順位は変わらず東地区5チーム中2位。福島は次戦の12日、同球場で新潟アルビレックスBCと対戦する。午後1時開始予定。

 無傷の9連勝を挙げた6月29日から1カ月以上、勝利から見放された福島のエース高橋元気の右腕がよみがえった。

 まさに背水の陣の覚悟で臨んだ登板。「勝てなければ後のシーズンはない」とまで自分を追い込んだ。初回に先頭打者本塁打を浴びても動じなかった。130キロ後半の伸びのある真っすぐでがむしゃらに低めを突いた。

 「1カ月、失点を防ごうと弱気になり変化球に頼ってしまった。持ち味の直球で勝負できず、常にピンチのような苦しい投球が続いた。だから直球主体を貫いた」。表情を一切崩さず、打者に向かっていく姿勢には勝利への渇望があふれていた。

 独立リーグでプレーして8年目、初の10勝を手にしたが慢心は一切見せなかった。「ふがいない自分を使い続けてくれた監督、辛抱してくれたチームメートに感謝したい。『頼れるエース』と思われるような投球を残り試合でもしていくだけ」と気を引き締めた。

 2番吉田3安打

 今季初めて2番に立った吉田圭志はつなぎ役らしいしぶとい打撃で3安打をマーク。「自分らしい仕事ができた」と胸を張った。

 6回、点差を2点に広げ、1死二、三塁となった場面で、直球に詰まりながらも中堅手の前にしぶとく落とし、追加点を挙げた。「あの一本で勢いが出た。好機を逃さず、得点につなげたことが大きかった」と岩村明憲監督も目を細めた。

 吉田は「打順が変わっても、チームの勝利のために自分の役割に徹するだけ」と力を込めた。

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