いざ出陣!銀盤の戦士 福島県選手ら気合十分、高校総体スケート

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地元開催に気を引き締め、大会での活躍を誓う本県選手団=22日午後、郡山市

 いざ出陣―。郡山市で22日開幕したスピードスケートの全国高校総合体育大会(インターハイ)。「地元開催を強みにベストな滑りをする」。本県代表として臨む銀盤の戦士9人(男子3人、女子6人)は、23日から同市の磐梯熱海スポーツパーク郡山スケート場でスタートするレースに向けて気合は十分だ。

 正午前、降り続いた雪もやみ、青空がのぞく中、選手たちは最終調整を行った。選手宣誓の大役を担った黒沢萌恵(もえ)(郡山商3年)は「地元の緊張感に包まれ、いい意味で気を引き締めることができている。あとは今出せる力を発揮するだけ」と自身を鼓舞した。

 地の利を生かす。スケートリンクを吹き抜ける強い風と変わりやすい気候。そんな難しい条件にも「風も雨も雪も慣れている。ホームリンクは自分たちの味方になる」。

 女子1500メートルと3000メートルに出場する秋山光希(同3年)は笑い飛ばす。勝敗を左右するリンク環境を熟知する選手にとって、慣れ親しんだスケート場は追い風だ。

 会場から約500メートルの場所に自宅がある増子和希(郡山北工2年)も「こんなに近い場所で全国大会が開かれることはプラス。親戚や友人らたくさんの人に見てもらえる」と声を弾ませた。

 地元開催だからこそ込み上げる思いもある。「支えてくれている家族や競技関係者に感謝の思いを持って滑る」。高校3年間の集大成となる大野義和(須賀川3年)は仲間の思いを代弁した。21年ぶりの本県開催に、地元で滑る喜びをかみ締める選手たちが、冬の郡山を熱くする。

◆福島県の元気全国発信 斎藤寿団長に聞く

 福島県選手団長を務める斎藤寿県高体連スケート専門部会長(郡山商高校長)に、本県が舞台のスピードスケート競技への思いを聞いた。

―21年ぶりの本県開催。

 「選手にとってはめぐりめぐってきた最高の舞台。地元の応援を大きな力に変えて、期待に応えられるように頑張ってほしい。また、スケートを通じて『元気な福島』を全国に発信する機会にしたい」

―県勢の注目選手は。

 「秋山光希(女子1500メートル、3000メートル)は入賞が期待できるが、自然体で自分の滑りに徹してほしい。昨年入賞している女子団体追い抜きは今年も入賞する力は十分。とにかく個人でも団体でも自己ベストを出せるように、全力を尽くしてほしい」

―意気込みを。

 「選手はプレッシャーを感じる部分もあるかもしれない。それを喜びに変えられるように、悔いのない滑りをしてほしい」

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