リステル・星野4年ぶりV 全日本選手権モーグル女子

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【女子モーグル決勝】粘り強い滑りで優勝を飾った星野=リステルスキーファンタジア

 フリースタイルスキーの全日本選手権モーグルは16日、猪苗代町のリステルスキーファンタジアで開幕した。初日はモーグルが行われ、本県関係では、女子の星野純子(チームリステル)が71.53点で4年ぶり2度目の優勝を飾った。男子は松田颯(スノーアミューズメント)が73.46点で制した。

 本県関係では、女子で谷口綺穂(須賀川病院、猪苗代高卒)が3位、男子で西沢岳人(たけと)(早大1年、会津学鳳高卒)が5位に入賞した。

 このほか本県関係は、男子の菅野柊伍(会津ザベリオ高3年)が予選を11位で通過し、決勝1回目に臨んだが、10位で上位6人による2回目に進めなかった。女子の氏家沙耶香(チームリステル)、男子の高久佳佑(同)、鈴木涼雅(同)、押部信太郎(会津高)は予選で敗退した。

 最終日の17日は、男女のデュアルモーグルが行われる。

◆不断の努力、地元で輝き

 金メダルは不断の努力にふさわしい輝きを放った。女子モーグルの星野純子は慣れ親しんだコースで日本一に返り咲き、「地元でたくさんの人が見てくれている中でいい結果を出せたことは本当にうれしい」と表彰台で笑みを振りまいた。

 最大傾斜35度で世界屈指の難コース。多くの転倒者が出る中でも落ち着いていた。難所の第1エアと第2エアの間では、板の中央に体重をかけ、スピードが出過ぎないようしっかりと押さえつけてこぶを攻めた。最後は第2エアにいい位置で入り、バックフリップを成功させ、トップタイの25秒13でゴールに飛び込んだ。

 悔しさが胸に刻まれている。昨年は平昌五輪を前に、結果を残せず、代表入りを逃した。「世界に近づくために」とオフシーズンは自分自身を一から見つめ直した。最も大きかったのが2002年ソルトレークシティー冬季五輪男子モーグル金メダリストでフィンランド人のヤンネ・ラハテラ氏に教えを請うたこと。スタート前の心構えなど勝者の気持ちの持ちようを学び、精神面でも成長した。

 「悔しさをばねに取り組んできたことが実を結んだ。頑張ってきてよかったと思えた」と星野。目標とする3年後の北京五輪に向けて、手応えをつかんだ。

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