女子総合は新潟・野口が制す 時空の路ヒルクライム

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2位に2分以上の差をつけて初優勝した野口ななみ

 会津美里、下郷両町を舞台に19日に行われた「第16回時空(とき)の路(みち)ヒルクライムin会津」では、約700人の選手が初夏の風を受け、新緑の峠道を駆け抜けた。女子は野口ななみ(20)=新潟県、アクシートライアスロンチーム=が40分49秒で共に初優勝を飾った。

 「次へ自信に」2分超の差

 ロードレーサー女子総合優勝を飾った野口ななみ。「次の大会に向けて自信につながる」。今後への手応えをつかむ初の栄冠だった。

 スタート後の平たんなコースのうちに、先頭集団の前に躍り出た。「勝負の鍵を握る坂道での攻防戦を見据えた」。自分のペースをキープし、前半は独り旅。体力の消耗を余儀なくされた後半は前輪と後輪のギアチェンジを駆使し、2位に2分以上の差をつけてフィニッシュした。「満足のいくレース運びだった」。満面の笑みで勝利の余韻に浸った。

 ただ、さらなる高みを見据える上で反省も忘れない。中盤の峠道では男子選手に追い抜かれた。「抜かれた後、その選手に食らいついていけばもっとタイムを縮めることができた」。また同郷で、良き練習仲間でもある前回覇者の本田母映(もえ)からは、競技に取り組む上で大きな刺激を受けてきた。「本田さんが出場していたら、絶対に優勝できなかった」。今大会は不在だった先輩を立ててみせた。

 26日には茨城県で開催される「第33回潮来(いたこ)トライアスロン全国大会」への出場を控える。この日つかんだ自信を胸に「タイムを1秒でも縮めたい」と意気込む野口。負けん気の強い20歳の挑戦は始まったばかりだ。

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