【北塩原】『会津山塩』で専門家情報発信へ 福島・裏磐梯、教育旅行回復目指す

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栗城代表から説明を受け、会津山塩の製塩に挑戦する青山さん(右)

 福島県の会津裏磐梯山エリアの多様な魅力を伝えようと、塩の専門家「ソルトコーディネーター」の青山志穂さんが16日までに、北塩原村の名産品「会津山塩」を取材した。今後、会員制交流サイト(SNS)などで同エリアの情報を発信して、震災、原発事故の影響で減少しているスキー教育旅行の利用回復を目指す。

 県会津地方振興局が取り組むスキー教育旅行再興プロジェクトの一環。県によると、昨年度に教育旅行で本県を訪れたのは震災前の5割に当たる約38万人にとどまり、依然として厳しい状況が続いているという。

 プロジェクトでは、スキー教育旅行の誘致に加え、著名人などを招いた同エリアのPRに注力。今回は青山さんが同村の会津山塩企業組合製塩所などを訪れ、山塩を活用した情報発信の可能性に迫った。

 青山さんは同組合の栗城光宏代表から説明を受けながら製塩に挑戦。「海水と比べてつくるのが大変だが、味に厚みがあり、歴史的な背景も面白い」と話した。

 県は本年度中に、取材の様子や同エリアの見どころなどをA5判40ページの冊子にまとめ、約1万7千部を首都圏の学校や旅行会社などに配布する予定。