【会津地方】「会津・山形の旅」楽しんで モデルコースで魅力発信

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会津・米沢・山形が連携したモデルコースの誘客効果に期待する星会津信用金庫理事長(中央)ら

 会津信用金庫(会津若松市、星幹夫理事長)は26日までに、米沢、山形両信金、信金中央金庫、東武トップツアーズと連携、全国264信金の年金友の会の旅行を主なターゲットとするモデルコースを作成した。浅草駅と会津鉄道会津田島駅を乗り換えなしで結ぶ新型特急「リバティ会津」(東武鉄道)の4月の運行にも合わせた取り組み。各コースに広域の魅力を盛り込み相乗効果を狙う。

 会津信金によると、全国各地に27の同様のモデルコースがあるが、県を越えた広域連携は今回が始めて。

 2018(平成30)年の戊辰戦争150周年や仙台空港の民営化などのタイミングもあり「東北に旅行を」と気運が盛り上がり、昨春からルート選定やパンフレットに掲載する宿泊施設などの選定を進めてきた。

 モデルコースの名称は「"あい"が沢山~会津・米沢・山形の旅~」。あいには愛や出会い、ふれあいなどさまざまな意味が込められている。全て2泊3日で、山形地方から会津地方に向かう2コースと会津地方から山形地方に向かう1コース。「東武特急で行く福島・山形の旅」は初日に塔のへつりや大内宿、会津若松市での観光を楽しみ、同市の芦ノ牧温泉か東山温泉への宿泊を提案する。2日目以降は米沢、山形両市などを訪れる。

 各コースや近くの観光スポット、お薦め施設を掲載した冊子1500部を作成し、全国の信金に配布し、一般の旅行者にもコースの利用を呼び掛ける。

 会津信金は東日本大震災以降、観光DVDや冊子の作成で誘客に取り組み、関東地区を中心に2万7000人を超える観光客を会津に誘致しているという。

 会津信金本店で26日開かれた記者発表で、星理事長は「冊子には地域に根ざした信金だからこそ知っている情報も盛り込んだ」と述べた。記者発表には加藤秀明米沢信金理事長、山口盛雄山形信金理事長のほか、渋川恵男(ともお)会津商工会議所会頭、斎藤勝会津若松市副市長らも出席し、「各地の魅力が点ではなく線で結ばれた」などと期待を語った。