【会津若松】「会津木綿ギャラリー」オープンへ 着物や小物など展示

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会津木綿ギャラリーのオープンに向けて準備を進める馬場委員長(右)ら

 会津を代表する民芸品「会津木綿」の魅力を広めようと、会津若松市七日町の山田木綿織元に25日、会津木綿ギャラリーがオープンする。

 地場産品とデザイン・美術との融合や地場産業活性化を目指す東京造形大大学院などによる「会津プロジェクト」の一環。

 会津木綿は木綿平織りの織物で、耐久性に優れるため野良着や普段着に使われてきたが、現在はしま模様を改良し民芸織物として人気を集める。現在、同市では山田木綿織元など2社のみが生産している。

 会津プロジェクトは「伝統の継承と展開」を掲げる大学院生らが2012(平成24)年度に始めた。会津木綿を日常生活にも生かそうと、着物以外に小物製作なども進めてきた。

 ギャラリーは山田木綿織元が糸置き場として活用していた場所をリフォームして展示スペースにした。長年使っている山田木綿織元の動力織機を見学に訪れる人も多いことから、今後は駐車場の整備を検討し、観光施設としての活用も考える。

 京都の金糸とコラボ、洋服やネクタイ展示

 会津プロジェクトは会津木綿と京都の金糸・銀糸を組み合わせた「ジャパンコットン」(仮称)から作った洋服やネクタイなどの試作品を作り、会津木綿ギャラリーに展示している。

 東京造形大大学院の須藤玲子教授らと共同開発した反物で、今後改良を加えて洋服などを作る予定。馬場由紀子地場産品魅力向上アートイベント企画委員長は「フォーマルなドレスなどにも十分活用できる素材。デザイナーと相談しながら展開を模索していきたい」と話している。