【会津若松】東北の視点で『戊辰再考』 県立博物館、企画展9月開幕

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 県立博物館(会津若松市)は9月1日~10月14日、戊辰戦争の意義について問い直す企画展「戊辰戦争150年」の開催を予定している。戊辰戦争関係資料を一堂に展示するほか、各地の地域資料を掘り下げて紹介し、東北の視点から戊辰戦争を再考する。

 15日に同館で開かれた同館運営協議会で報告された。展示構成は開国、京都の政局、鳥羽伏見の戦い、奥羽越列藩同盟結成、北越や東北での戦争、敗戦、戊辰戦争後の7分野。明治時代に教育者となった元会津藩士・渋谷源蔵が展示の案内役を務める設定にするという。

 幕末に京都守護職を務めた会津藩主・松平容保。勤王の会津藩がなぜ朝敵とされ、進展する局面でどう戦ったのか実像を明らかにする。さらに戊辰戦争後にも光を当て、苦難を乗り越えた人々の姿も紹介する。

 会期中、専門家による講演会や展示解説会を開催する予定。企画展は同館と新潟県立歴史博物館、仙台市博物館の共同主催のため3館を巡回する。新潟では7、8の両月、仙台では10~12月に開催する予定。このほか4月から戊辰戦争に関連したポイント展(特定の資料に注目した小規模展示)も開催予定。テーマは会津藩家老・西郷頼母、磐城の戦い、戦場のうわさ話、会津の戦い、若松城下の戦いなどを予定している。