【会津若松】鶴ケ城「廊下橋」50年ぶり架け替え 本丸と二の丸を結ぶ

  このエントリーをはてなブックマークに追加 
伝統的な技術を駆使して造られた廊下橋の完成を祝い、テープカットする室井市長(中央)ら関係者

 戊辰戦争で激戦の舞台となった会津若松市の鶴ケ城本丸と二の丸を結ぶ「廊下橋」が約50年ぶりに架け替えられ、30日、現地で完成記念式典が行われた。

 廊下橋は、天守閣や石垣とともに歴史的に重要な施設。かつては敵が放つ矢を防ぐ壁などがあり、廊下状だったことが名前の由来とされる。先代の廊下橋は1969(昭和44)年に架けられたが、老朽化したため、解体し、通行止めにして架け替えが進められた。

 完成した廊下橋は長さ約19メートル、幅5.5メートル。国産ヒノキを使い、欄干に会津産漆を塗った。工事費は約1億2590万円。

 約40人が出席した記念式典では宮沢洋一式典実行委員会代表と室井照平市長が戊辰150年という節目の年に架け替え工事が行われた意義を強調した。

 除幕や、室井市長、新城猪之吉会津若松観光ビューロー理事長らによるテープカット、三代夫婦の渡り初めも行われた。