【県内】登山届アプリ「コンパス」に登山計画を 遭難時の捜索迅速化へ

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県警が利用を呼び掛ける登山届アプリ「コンパス」の画面

 福島県警は登山シーズンの本格化に向け、日本山岳ガイド協会が運営する登山届アプリ「コンパス」を山岳遭難の捜索活動に活用する。登山者が登山計画通りに下山しなかった場合に家族や知人に連絡が届くアプリで、遭難時の捜索活動の迅速化につながるシステムとして期待されている。

 17日までに同協会と対応の迅速化などを目的とした協定を締結した。協定締結は東北6県の県警で初めてという。

 登山者がアプリを通じて登山計画を提出、7時間後にアプリ上で下山届が提出されなかった場合に家族や知人にメールが届く仕組み。県警は協定を通じてアプリの管理者権限を持ち、家族や知人から相談を受けた後、アプリの登山届を閲覧し、すぐに捜索に着手できるという。

 緊急連絡先には家族以外も指定可能で、各関係機関と登山届を共有できる利点もある。アプリを通してほかの登山者から行方不明者の目撃情報を収集することもできるため、県警では登山者にアプリの利用も呼び掛ける考えだ。