【猪苗代】教室の壁「アート」で彩る 11月に芸術家と交流、感性磨く

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猪苗代湖を描いたワルリ画の絵本を手に、フェスティバル成功を誓う楠実行委員長(右)、浜尾さん(中央)、渡部理事長

 猪苗代町の学校教室の壁を絵や写真で彩る「ウォールアートフェスティバル」が11月3、4の両日に開かれる。子どもたちが猪苗代を舞台にしたアートに触れて古里を見つめ直し、作家との交流で感性を磨く新しい教育を提案する。

 猪苗代青年会議所(JC、渡部一登理事長)、はじまりの美術館などでつくる実行委員会の主催。2016(平成28)年にNPO法人ウォールアートプロジェクト(本部・東京都)が同町の旧山潟小などでインド先住民の伝統壁画「ワルリ画」を制作した縁で、猪苗代JCが創立40周年事業として実行委を組織した。

 画家や写真家が10月18日から町内に滞在し、翁島小、吾妻中、猪苗代高で、児童や生徒と町内の豊かな自然や伝統文化、暮らしなどを作品で表現していく。11月3、4の両日に完成作品を一般公開する。作品は企画終了後も残し、定期的な公開を目指す。

 猪苗代高には同校出身で郡山市在住の写真家野口勝宏さんが訪問し、町内の花を題材にした作品を手掛ける。吾妻中にはワルリ族の画家が滞在し、伝統技法で「ワルリ画」を描く。翁島小では、作家と子どもたちが廊下で共同制作をする。

 実行委員長で猪苗代JC副理事長の楠恭信さん(39)は「子どもの心に残るような作品に期待している。感性を磨いて、世界に羽ばたく人材になってほしい」と期待を語った。

 実行委員会は事業の協賛金や運営ボランティアを募集している。問い合わせは同プロジェクトの浜尾和徳さん(電話090・7321・5070)へ。