【会津若松】「可月亭庭園美術館」オープン 新たな文化活動拠点に

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オープンした可月亭庭園美術館を見学する来場者

 会津三庭園の一つに数えられ、会津藩主も立ち寄ったとされる会津若松市材木町の「可月亭庭園」が19日、美術館やカフェを備えた「可月亭庭園美術館」としてオープンした。式典に続きパーティーやギャラリートークが行われ、来場者が新たな文化活動や地域活性化の拠点の誕生を祝った。

 庭園は徳川幕府のお抱え庭師・目黒浄定の造形とされ、大小二つの築山と心字池などが往時そのままに残り、歴史の重さを伝えている。かつて酒造業などを営んだ旧鍋三本店の庭園で、個人所有のため非公開だったが、国の登録有形文化財に登録された旧鍋三本店客間座敷をカフェに、土蔵を美術館に改修して開園した。

 式典で、所有する星野家第15代当主で福島大名誉教授の星野二さん(福島市)があいさつ、室井照平市長らが祝辞を述べた。改修を手掛けた猪野忍さんも改修の理念を説明した。

 7月29日まで、美術館で先代星野正三さんが収集した作品を並べた展示会「星野正三コレクション」が開かれている。

 美術館の開園時間は午前10時~午後5時で月曜日休園。庭園入場料は200円、美術館の入館料は200円、庭園・美術館セット料金は350円。問い合わせは同美術館(電話0242・27・2857)へ。