【会津若松】斎藤一に贈った「書」初公開 白虎隊伝承史学館

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公開された山川の書と鈴木館長

 会津若松市の白虎隊伝承史学館で6日から、元会津藩家老の山川浩が、共に東軍として戦った元新選組の斎藤一(藤田五郎)に贈ったとされる書が初公開される。

 書は斎藤の長男が生まれた1876(明治9)年、名付け親になった山川が「勉」の命名にちなんで和歌をしたためたもので、二人の深い結びつきを物語っている。

 斎藤は戊辰戦争で会津藩と戦いを共にし、戦後も元藩士らと交流を続けた。会津史学会の間島勲会長によると、山川は斎藤が結婚する際には仲人を務めたという。

 書は、所有していた東京都の斎藤の関係者から2004(平成16)年に、鈴木礼子館長の夫で前館長の滋雄さんに託された。

 滋雄さんは「大事な物だから外に出してはいけない」と秘蔵し続け、09年死去した。鈴木館長も書を守り続けていたが、今年が戊辰150年の節目となることから公開を決意したという。

 書の展示は11月30日まで。開館時間は午前8時~午後5時。入館料は大人300円、高校生200円、小・中学生150円。問い合わせは同館(電話0242・26・1022)へ。