【川内】「室内プール」川内に待望のオープン 幼児用や軽運動室も

(数字はいいね)  このエントリーをはてなブックマークに追加 
中村さん(右)から正しい泳ぎ方を教わる子どもたち

 川内村が川内中の北側に建設を進めてきた室内型村民プール「もりたろうプール」が3日、オープンした。シドニー五輪女子100メートル背泳ぎ銀メダリストの中村真衣さんと子どもたちが一緒に真新しいプールで泳ぎ、水の感触を楽しんだ。

 プールには25メートルが6レーンと幼児用プール、軽運動室を備えた。年間を通じて泳ぐことができる。震災前、村には屋外型の村民プールがあったが、地震で設備が損壊、使えなくなった。原発事故の影響で帰還後の住民が運動不足となり、体力低下も懸念される中、健康づくりの拠点にしようと旧プールを解体し室内型に造り替えた。整備費は約7億円で、国の交付金を充てた。

 開館式などが同日、現地で行われ、小、中学生約25人を含む約150人が参加した。遠藤雄幸村長は「新しいプールが少しでも村民の帰還を促し、村内外にかかわらず多くの人にとって癒やしの空間になってほしい」と式辞を述べ、田谷聡福島復興局長、御代典文県相双地方振興局長、渡辺一夫村議会議長らと共にテープカットした。

 中村さんは安全を願って泳ぎ初めに臨み、華麗な泳法を披露した。子どもたちは中村さんから正しい泳ぎ方を教わった。参加した川内小4年の菅波海斗君(9)は「春なのにプールで泳げてうれしい。いっぱい練習したい」と笑顔で話した。

 利用料は小、中学、高校生200円、60歳以上300円、一般500円。幼児無料。開館時間は午前9時30分~午後8時30分(最終受け付けは同7時30分)。休館日は火曜。問い合わせはもりたろうプール(電話0240・23・5861)へ。