【相馬】『高齢者の運動公園』完成 相馬市、健康維持へ運動プログラム

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完成した骨太公園で座位体前屈に挑戦するお年寄り=相馬市

 東日本大震災で運動機会が減った高齢者らの健康増進を目的に運動器具を設置した公園が相馬市に完成し29日、同公園で式典が行われた。市は、同公園を利用した高齢者の運動機能についてデータ収集と分析も行い、介護予防の施策に反映する。

 市によると高齢者の健康維持を主目的とした公園の設置は県内初で、愛称は「骨太公園」。市内最多の災害公営住宅が立つ新沼刈敷田地区にあり、面積は約3000平方メートル。最大高低差約2メートルの園内に1周約300メートルの歩道と八つの運動器具を設置した。

 歩道のコースに座位体前屈などの体力テスト、各種運動などに取り組むことができる器具が設置されている。市は6月から、生活習慣病や骨粗しょう症などの予防を目的に骨太公園を活用した運動のプログラム(週2回程度)を提供する。市社会福祉協議会を窓口に高齢者の利用を呼び掛ける。利用後の成果を医師の協力で分析し市民に還元する。

 29日に現地で行われた式典では、立谷秀清市長が「画期的な公園ができた。運動負荷を加えることで健康維持に活用してほしい」とあいさつ。関係者がテープカットで公園の完成を祝った。その後市民が実際に公園の器具を活用し、自分の体力を確かめていた。