【南相馬】魅力再発見!「まちなみマップ」作成 文化財など紹介

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南相馬市原町区中心部の町並みの魅力を紹介する「あしあとめぐり」

 東日本大震災からの復興を目指す南相馬市は、観光誘客に向けた新たな取り組みを始める。同市原町区の中心部の魅力再発見につなげようと、古くから残る建物など文化財をさまざまな視点で紹介するマップを作成した。

 南相馬市民や市教委などで組織する「南相馬市文化遺産を活(い)かした復興まちづくり実行委員会」が作成したのは、同市原町区中心部にある建築物や町並みの魅力を紹介するまちなみマップ「あしあとめぐり」。

 マップは野馬追通りを中心に、相双地方で初めて国登録有形文化財となった旧芝居小屋・常設活動写真小屋「朝日座」をはじめ、眼科医院や食堂、病院の寮など、明治、大正時代に建てられた建物や、宿場町としての原ノ町の歴史などを紹介。距離や視点、角度を変えてみることで見えてくる建物の特徴なども示している。

 従来の観光マップなどとは異なり、地元住民や観光客に新たな視点で原町を見て、魅力の再発見につなげてほしいという願いを込めたという。同実行委員会の小畑瓊子(けいこ)委員長(68)は「マップを手に原町を歩くことで市民には地元の魅力を再発見してもらい、観光客には普通とは異なるガイドマップとして活用してほしい」と話す。

 マップは2800部作製、同市役所や南相馬観光協会などで配布している。問い合わせは市教委文化財課(電話0244・24・5284)へ。