【葛尾】「みどりの里 せせらぎ荘」が再開 入浴利用可能に

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5年2カ月ぶりに再開した葛尾村の「みどりの里 せせらぎ荘」

 東京電力福島第1原発事故に伴う全村避難の影響で休業していた葛尾村落合の宿泊交流館「みどりの里 せせらぎ荘」が11日、5年2カ月ぶりに再開した。村の避難指示を巡っては、帰還困難区域を除き6月12日に解除する政府方針が示されており、村は交流拠点の復活を村民の帰還促進につなげる考えだ。

 せせらぎ荘は2002(平成14)年に村がオープン。震災前は年間延べ約4万人が利用する村民の憩いの場だった。震災後の長期休業で館内の損傷が激しく、村は約1億6千万円の交付金で修繕を進めてきた。当面は住民が自由に集える交流サロンと日帰り入浴のみの利用に限る。宿泊や食事の提供などは来年度をめどに再開する見通し。

 再開の式典で松本允秀村長が「復興のシンボルとして再開を目指してきた。村の復興再生が加速すると信じている」と述べた。関係者はテープカットして再開を祝った。村行政区長会の鎌田毅会長(73)は「みんな楽しい時間を過ごしてきた。一日も早く帰還できることを願う」と話した。

 入浴、サロン利用は無料。開館時間は午前10時~午後4時。入浴は午後3時30分まで。金曜休館。