【川内】「カフェ・アマゾン」日本1号店開店 タイ最大手のコーヒー店

  このエントリーをはてなブックマークに追加 
オープンしたカフェ・アマゾンの日本1号店

 川内村に出店準備を進めてきた、タイ最大手のコーヒー・チェーン店「カフェ・アマゾン」の日本1号店が1日、同村中心部の国道399号沿いのJA福島さくら川内支店向かい側にオープンした。震災と原発事故後、村内からなくなった喫茶店が"復活"。地域住民の憩いの場となるとともに「国内初」の話題性を追い風に村外から人を呼び込み、交流人口の拡大を目指す。

 カフェ・アマゾンはタイ石油公社が運営。タイ国内外に約1500店舗ある。

 村内に工場があり、環境商材を製造販売するコドモエナジー(大阪市)がフランチャイズ契約を結び出店した。同社は川内を足掛かりに東京や大阪などに10店舗の直営店を計画し、国内でのフランチャイズ展開も視野に入れる。岩本泰典社長(54)は「地元の人と県外の人が交流を深める場所になり、地域の魅力を全国に発信できれば。果物などの県産品を各店で使うことも検討したい」と意欲を語った。

 同社は、2014(平成26)年に川内工場を構えた。岩本社長は日本青年会議所(JC)の活動をきっかけにタイの経済人と親交を深め、現地の担当者を村に招いて出店協力を取り付けた。

 メニューはタイで主力の「アマゾン(アメイゾン)ホット」やエスプレッソ、アメリカーノ、タイミルクティーなど(250~300円)。軽食やスイーツなどフードも増やしていく。

 「現地の味持ってきた」

 スタッフは3~4人。タイから応援に来たバリスタはコーヒーの特徴について「香りと苦味が強い現地の味を持ってきた。タイの人はシロップや砂糖を入れて飲んでいる」と説明。川内の印象を「静かで、人が親切な良い所」と話した。

 ログハウス調の店内には約70席があり、テラス席も。村に隣接する田村市都路町から訪れた女性のグループは「おいしいコーヒーが飲めてほっとします」と笑顔でコーヒーを口に運んだ。

 オープンセレモニーは13日に行われる。営業時間は午前10時~午後7時。問い合わせは同店(電話0240・23・5665)へ。