【広野】県道広野小高線・北迫工区が開通 防災緑地も利用始まる

  このエントリーをはてなブックマークに追加 
開通した浜街道と防災緑地=7日午前、広野町

 東日本大震災の津波で被災した県道広野小高線(通称・浜街道)のうち、県が再整備した広野町の北迫工区(延長1.7キロ)が7日、開通した。

 復旧を終えて開通済みの区間と合わせ、広野町下浅見川地区から楢葉町山田浜地区までの約6キロがつながった。浜街道と一体的に整備してきた広野町の「ひろの防災緑地」(延長2キロ)も利用が始まった。

 広野、楢葉両町では、幹線道路の国道6号を中心に、復興事業に使われる大型車などで交通量が増え、朝夕の渋滞が問題になっており、代替路となる浜街道の開通で通行量が分散、渋滞の緩和が期待される。

 防災緑地については、県が広野、いわき、相馬、新地4市町の10カ所に計画しており、初めて完成した。

 津波の威力を抑えるため沿岸部を盛り土で10.7メートルの高さにかさ上げし、約6万本のクロマツや広葉樹を植栽。太平洋を見渡せる遊歩道も並走しており、地域住民が散歩やサイクリングを楽しむことができる。