【いわき】回転式『八角輪蔵』披露 満蔵寺、「大蔵経」全85巻を安置

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大蔵経が安置され、一般公開が始まった「八角回転納経蔵」と加藤住職=いわき市・満蔵寺

 いわき市内郷小島町の満蔵寺(加藤正典住職)は仏教の教えが漢字で書かれた「大蔵経」全85巻を安置する八角回転納経蔵を完成させた。同市の同寺で10日、檀家(だんか)ら関係者に披露された。

 加藤住職が東京に住む友人の若林良光さんから大蔵経を譲り受けた。安置方法を考えたところ、「八角輪蔵」回転式を思い付き、いわき市の建築家松本守雄さんに製作を依頼した。

 加藤住職によると、大蔵経を安置した八角輪蔵は、合掌後、その輪蔵を一回転させれば、大蔵経を読誦するのと同じ功徳を積むことができるといわれているという。

 完成した八角回転納経蔵は高さが約160センチで3段。披露された同日は約40人が完成したばかりの八角輪蔵を回転させた。

 加藤住職は「人々の心のよりどころとして、安らぎの場になることを願う」と話し、同日から一般公開を始めた。