【南相馬】免許証自主返納で高速バス運賃半額 東北アクセスが取り組み

  このエントリーをはてなブックマークに追加 

 南相馬市のバス会社「東北アクセス」は2月1日から、運転免許証を自主返納した60歳以上の利用者の片道運賃を半額にする。自主返納後の利便性向上に一役買うのが狙い。同社によると、県内の民間バス会社が単独で運賃半額に取り組むのは初めて。

 南相馬署が同社に、自主返納後の運賃割引などを働き掛けてきた。割引の対象は高速バスで、南相馬市と福島市を結ぶ福島線、南相馬市と仙台市を結ぶ仙台線の2路線となる。利用する際、乗務員に「運転経歴証明書」を提示することで半額となる。同社の遠藤竜太郎社長は「安全で安心して暮らせるまちづくりに地元のバス事業者として貢献したい」と話した。

 県警によると、県内で2015(平成27)年に自主返納した人は2623人で65歳以上が2471人に上った。16年は3519人で65歳以上が3311人。15、16年とも65歳以上が9割を超えたという。

 南相馬署と東北アクセスは27日朝、南相馬市原町区の原ノ町駅前停留所で街頭キャンペーンを展開、運賃半額の取り組みや自主返納などをPRした。