【南相馬】純米酒「御本陣」が誕生 南相馬産米を使用、新酒販売へ

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3月23日に販売を始める「御本陣」の見本

 南相馬市などでつくる南相馬地酒生産推進協議会は3月23日、同市産米を原材料に使った純米酒「御本陣」の販売を始める。同協議会は日本酒造りを通じて同市の農業再生や発展につなげるとともに、新たな地酒を復興を目指す南相馬のPRに役立てたい考え。市などによると、かつて旧原町市、旧小高、旧鹿島両町のそれぞれに酒蔵があったが、30年以上前から醸造は行われていないという。

 日本酒の醸造に使ったコメは、酒造好適米の「夢の香」。同市鹿島区で60アールで作付けし、収穫した。大和川酒造店(喜多方市)が醸造を担い、720ミリリットル瓶で4000本を製造した。

 「御本陣」は、同市などで繰り広げられる夏の風物詩「相馬野馬追」にちなんで名付けられた。やや濃醇(のうじゅん)辛口な味わいを目指した。ラベルの揮毫は相馬家第33代当主の相馬和胤(かずたね)さんに依頼した。

 「御本陣」は市内の小売店などで取り扱う。一本1350円(税込み)で販売する。同協議会は新年度以降も生産を拡大する考え。3月22日には市内で関係者を招いたお披露目会も開く予定。

 日本酒に関する問い合わせは、同協議会(電話0244・24・5261)へ。