【南相馬】果物の魅力伝え創業70年 南相馬の青果専門店「やまさん」

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「100周年を目指し、果物の魅力を伝えていきたい」と話す谷田部さん

 南相馬市原町区の青果専門店「やまさん」は今年、創業70周年を迎えた。3代目社長の谷田部真敏さん(35)は「祖父の時代から地域の皆さんに支えられ節目の年を迎えることができた」と振り返り、「今後も時代のニーズを的確に捉え、地域に必要とされる青果店でありたい」と話している。

 「やまさん」は1947(昭和22)年に初代・故谷田部三郎さんが「山三商店」として開業した。

 果物は高級品で、バナナ1本が散髪代と同じ価値の時代に、季節に左右されない加工品「パインのアイスキャンディー」を開発し、大人気となった。

 その後、2代目英敏さん(68)の下、店頭で作るフルーツジュースと手作りの生フルーツゼリーを真敏さんが考案。真敏さんの妻でパティシエ経験のある千春さん(35)の協力で2006(平成18)年に商品化した。

 ジュースとゼリーの製造販売は震災で一時中断したが、13年10月の店舗全面改装でジューススタンドを新設し再開。季節で変わるジュースは常時約30種類、ゼリーは約10種類が楽しめる。

 真敏さんは「80周年、100周年を目指し、専門店としての品ぞろえなどを心掛け、果物の魅力を伝えていきたい」と意欲を見せる。

 問い合わせは同店(電話0244・23・2367)へ。