【富岡】常磐線・竜田-富岡間が運転再開 再建富岡駅にコンビニなど

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6年半ぶりに運行が再開したJR常磐線竜田―富岡間。後方は再建された新しい富岡駅=21日午前8時30分すぎ、富岡町

 東日本大震災と東京電力福島第1原発事故の影響により運休していたJR常磐線の竜田―富岡間(6.9キロ)で21日、約6年7カ月ぶりに営業運転が再開された。富岡町では震災の津波で富岡駅の駅舎が流失、原発事故による全町避難という苦難を乗り越え、郷土の復興へ向かう鉄路が再びつながった。

 JR東日本は毎日、同区間で上下各11本の普通列車を運行する。富岡駅は震災前より北側に約100メートル移転、再建され、コンビニ、飲食店も併設された。

 富岡駅では住民や利用者が歓迎する中、宮本皓一町長が午前10時着の電車を出迎えた。宮本町長は、駅構内で行われた式典で「本格復興のスタートラインに立った町にとって、基幹交通網の一部復旧はこの上ない喜び。多くの町民が心待ちにしており、町の復興を大きく後押しする」と式辞を述べた。

 常磐線で残る未開通区間の富岡―浪江間(20.8キロ)については、2020年3月末までの運行再開を目指す。同区間は代行バスが下り6本、上り5本の計11本運行される。