【いわき】「代ノ下橋」と「小久川橋」再開通 久之浜で渡り初め

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代ノ下橋の渡り初めをする関係者=いわき市久之浜

 東日本大震災の津波で被災したいわき市久之浜地区の代ノ下橋と小久川橋が10日、再開通した。震災前、住民の生活を支えた橋の完成を関係者が祝った。

 地区を襲った8メートル超の津波で木造の代ノ下橋は流され、コンクリート造りの小久川橋も大きな被害を受けた。市は地区の土地区画整理事業の一環として、2015(平成27)年9月に架け替え工事に着手し、今年2月に完成した。

 橋の長さは代ノ下橋が47.5メートル、小久川橋が34.3メートル。津波など災害が発生した際の避難道路となるほか、生活道として利用される。両橋の完成により地区の土地区画整理事業の工事は完了した。現地で交通安全祈願・開通祝賀祭が行われ、神事やテープカットに続き、橋の渡り初めが行われた。久之浜・大久地区復興対策協議会の木田寿夫会長は「二つの橋は住民や地域の絆のシンボル。地域の復興に向けて前へと進んでいきたい」と話した。