【相馬】「絆カフェいそべ」オープンへ 店内にミニステージも設置

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「絆カフェいそべ」。左後方が北斗電気設備工事本社

 東日本大震災の津波で甚大な被害を受けた福島県相馬市磯部地区に18日、「絆カフェいそべ」がオープンする。同地区で県内最大規模の太陽光発電所を運営する北斗電気設備工事が開設する。菅野一徳社長(67)は「地域の人たちの絆が強まり、周辺が明るくなるような店にしたい」と願いを込める。

 太陽光発電施設と合わせ、菅野社長が地域貢献を目的に計画してきた。近隣では松川浦と太平洋の間を走り抜ける市道大洲松川線が21日に再開通の予定で、コミュニティー機能を持つ同カフェの整備によるにぎわい創出が期待される。

 開設するのは磯部字大浜236の県道原町海老相馬線沿いの北斗電気設備工事南側。木造平屋建てで延べ床面積は約97平方メートル。半円形の造りが特徴で内装は白を基調にしている。座席は20席。地元の音楽愛好家らが気軽に発表できる場になるようにと、店内にミニステージを設けた。絵画などの作品展示や地元愛好家によるそば作り、振る舞いなども計画している。

 店内ではコーヒーや紅茶などの飲料、パスタ、カレー、ソフトクリームなどの軽食を提供する。オープンを前に外食産業コーディネーターの服部コーヒーフーズの社員を講師に迎え、渡辺和美店長(40)、店員の渡辺友美子さん(50)が実際に調理するなど、準備を進めている。渡辺店長は「気軽に立ち寄れる家庭的な店を目指したい」と意気込んでいる。

 菅野社長は「避難した住民も訪れてほしい」と話す。営業時間は午前10時~午後5時で不定休。問い合わせは北斗電気設備工事へ。