【いわき】「イオンモールいわき小名浜」オープン 130店が出店

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県内初出店の「H&M」で買い物を楽しむ来店客

 いわき市に15日オープンした、「イオンモールいわき小名浜」の専門店街には、東北地方や福島県内で初出店の約60店舗を含む、計約130店が出店。県内初出店となるスウェーデン発の人気アパレルブランド「H&M」には若者を中心に列ができるなど施設全体がにぎわい、復興の息吹が広がった。

 H&Mは、25~40代程度までの若年層と家族をメインターゲットとしており、売り場面積は1650平方メートル。同日は同店の買い物客専用の入り口が設けられるなど、人気の高さがうかがえた。H&Mジャパンのルーカス・セイファート社長は「いわきでの開店を誇らしく、うれしく思う」と話した。

 フードコートには長崎ちゃんぽんチェーンのリンガーハットなどが県内初出店。来店者が海を望む飲食スペースでの食事を楽しんだ。

 同モールに入居する総合スーパー「イオンスタイル」は、地元の港から直送される新鮮な魚介類や加工品を取り扱う。また、開業初日は磐城農高の生徒たちが、手作りのジャムなどを販売。地元産の食材をPRし、同施設と協力しながら県産品をアピールした。さらに、県が6次化商品の共通ブランド「ふくしま満天堂」の常設コーナーを展開。各地区の菓子など38商品を扱う。

 ◆「津波避難ビル」協定

 同モールは「防災モール」としての機能を持ち、1階の駐車場の高さは、災害時に発生が想定される津波の最高値に設定し、2階以上が浸水しないように整備。非常用発電機なども想定最高値以上の高さに設置した。いわき市は15日、同施設を、大津波発生時に周辺にいる人が一時避難できる「津波避難ビル」とする協定を、イオンモール(千葉市)と結んだ。

 イオンモールいわき小名浜は、店舗面積6千平方メートル以上の大規模小売店の立地を抑制する2006(平成18)年の県商業まちづくり推進条例施行後、初めて建てられた。