【南相馬】伊達成実「甲冑」展示 市博物館で特別展開幕、8月19日まで

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南相馬市の甲冑師が補修した伊達成実の甲冑

 南相馬市博物館の特別展「伊達成実 南相馬に来たる 北の大地に共存する相馬と伊達」が30日、同館で始まる。相双地方を代表する伝統行事「相馬野馬追」(7月28~30日)を前に、相馬と伊達のつながりを紹介する。8月19日まで。

 伊達成実(1568~1646)は初代仙台藩主伊達政宗のいとこで、政宗の片腕として活躍した武将。成実の子孫・亘理伊達家は明治維新後、家臣や領民と共に北海道に移住し、現在の北海道伊達市の礎を築いた。

 近年は伊達市で相馬野馬追を描いた「奥州相馬氏野馬追図屏風」が発見されたほか、成実が使った甲冑(かっちゅう)の補修を南相馬市の甲冑師が手掛けるなど、地域を越えた交流が始まっている。

 特別展には、成実の甲冑や図屏風などが展示される。また、大正時代に相馬地方から分霊して伊達市に建立された「相馬神社」や「太田・小高神社」など、道内に息づく相馬の文化もパネルなどで紹介する。

 会期中のイベントとして、7月21日午後1時30分から講座「北の大地で息づく相馬・伊達のふしぎな関係」を開催する。

 時間は午前9時~午後4時45分。毎週月曜日定休(7月16、30日は開館)。一般300円、高校生200円、小・中学生100円。問い合わせは同博物館(電話0244・23・6421)へ。