【富岡】「観桜ルート」延長2.1キロをバス運行 桜まつり合わせ

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 富岡町は4月6日、町のシンボル・夜の森の桜並木のうち、帰還困難区域に含まれている延長2.1キロのルートをバスで巡り、観桜できるよう国と調整を進める。6日、町役場で開いた町議会全員協議会で説明した。

 町は4月6日に開くイベント「桜まつり」に合わせ、定員40人のシャトルバス10台を運行、延長2.1キロを約20分かけて一筆書きで巡る。対象は町民のほか、県内外から訪れる来場者。帰還困難区域に入る際は通常、事前の申請が必要だが、同日は特例として会場で申請すれば立ち入れるよう国と調整する。15歳未満の子どもや妊婦、授乳中の女性は原則、町の独自の規定により立ち入ることができない。

 町は最大で4000人のバス利用を見込んでいる。多くの町民が避難生活を送っている郡山、いわき、南相馬、福島、三春、大玉の6市町村と桜並木を結ぶバスも運行する予定。

 桜並木は再び人が住めるよう整備する特定復興再生拠点区域(復興拠点)に含まれ、国による除染が進んでいる。観桜ルートの現在の空間線量は毎時0.2~0.5マイクロシーベルトという。