【いわき】「蜷川実花展」開幕 実花ワールド!空間演出『桜満開』

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東日本大震災が発生した2011(平成23)年に撮影した桜の写真をレイアウトした「桜」を見る来場者=いわき市立美術館

 写真家や映画監督などとして多彩なジャンルで活躍する蜷川実花さんの写真展「蜷川実花展―虚構と現実の間に」は13日、いわき市立美術館で開幕した。会場は一区分を除き撮影できる。5月26日まで。

 2011(平成23)年に撮影した「桜」や色鮮やかな花々を撮影した「永遠の花」「INTO FICTION/REALITY」など、六つの区分で蜷川さんの感性が垣間見られる空間が広がっている。初日は619人が訪れた。

 来場した蜷川さんは「見やすい展示なので公園に行く感じで楽しんで」とあいさつし、桜の写真を印刷した半透明のフィルムをガラスに張り付けるなど同美術館だけの空間演出で表現した「桜」を一押しした。

 蜷川さんの大ファンだという三春町の主婦(28)は「色彩豊かで生で見ているような迫力。花を鮮やかに写していてとてもきれい」と興奮気味に語った。28歳主婦の長男(5)は「オレンジや青い花がきれい」と笑顔を見せた。

 開会式では吉田尚いわき市教育長と蜷川さん、いわき総合高写真部の菅波雪乃さん(3年)、福島民友新聞社の柳沼幸男専務らがテープカットした。

 同企画展のオープニングイベントとして、同市のアリオスで蜷川さんのスペシャルトークも行われた。

 会場に設けられた物販のブースも人気を集めている。蜷川さんが撮影した花の写真を使ったストールやカメラストラップ、缶バッジなど50種類以上の商品を販売している。

 福島民友新聞社、いわき市立美術館、読売新聞社、美術館連絡協議会、福島中央テレビの主催。時間は午前9時30分~午後5時。観覧料は一般1100円、高校・高専・大学生500円、小・中学生300円。15、22日、5月7、13、20日休館。問い合わせは同美術館(電話0246・25・1111)へ。