【富岡、いわき】「廃炉国際フォーラム」8月開催 富岡4日、いわき5日

  このエントリーをはてなブックマークに追加 

 原子力損害賠償・廃炉等支援機構(NDF)は23日、第4回「福島第1廃炉国際フォーラム」を8月4日に富岡町文化交流センター「学びの森」、同5日にいわき市のアリオスで開催すると発表した。昨年に続き高校生による意見交換を行い、本県復興を担う若者が地域の将来や廃炉を考える機会を設ける。

 機構の山名元(はじむ)理事長が23日、福島民友新聞社を訪れ、概要を説明した。フォーラムの本県開催は4年連続。

 初日は「地元住民との対話」がテーマ。福島第1原発廃炉の疑問などを対話型ワークショップで考える。午前中に高校生による意見交換を同時開催し、そこでまとめた意見を午後のパネル討論で発表する。開沼博立命館大准教授らが進行役を務める。

 最終日のテーマは「技術専門家と考える廃炉」。廃炉事業に地元がどう関わるかについて、フランスのマルクール原子力研究所や英国の原子力関連施設の一大集積拠点「セラフィールド」などの事例を基に考える。山名氏は「地元の皆さんの参画を求めたい。海外事例を紹介しつつ東京電力の地元発注を増やしていくという意気込みも語ってもらう」としている。参加申し込みは特設サイトから。

 フォーラムに先立ち、NDFは8月2、3の両日、三春町のコミュタン福島で全国の女子中学、高校生と国内外の理工系女性研究者・技術者が交流するワークショップ「JOSHIKAI(女子会)」を開く。

 理工系分野の人材確保が課題となる中、交流を通して興味や関心を高め、将来の選択肢の一つとして理工系への進学につなげる狙い。県内での開催は初めて。

 初日は、理工系女性の人材育成に取り組むお茶の水女子大の室伏きみ子学長が講話後、理工系に興味がある県内外の50人の生徒と研究者らが語り合う。

 最終日は対話で感じたことなどをグループごとに発表する。