【南相馬】双葉地方の希少昆虫を紹介 南相馬市博物館で企画展

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双葉地方で収集された珍しい昆虫を紹介する企画展

 南相馬市博物館の企画展「双葉地方の昆虫」が、同市原町区の同博物館で始まった。東日本大震災、東京電力福島第1原発事故前に双葉地方で収集された珍しい昆虫を紹介している。6月9日まで。

 企画展では双葉町歴史民俗資料館と双葉地方在住の研究者3人が同地方で収集した、国の絶滅危惧種に指定される希少なトンボやチョウなどの昆虫標本約20箱が展示されている。

 大熊町の熊川河口に生息している希少な「グンバイトンボ」の標本も並ぶ。国の準絶滅危惧種で、県内唯一の生息地とされた同河川が震災による津波で被害を受けた影響で、震災後は確認できていない。そのほか、本県屈指の水生昆虫の宝庫とされた双葉町の羽黒沢地区の水田で採れたタガメやゲンゴロウなども紹介している。

 入場無料。時間は午前9時~午後4時45分。毎週月曜日定休(4月30日は開館)。

 関連イベントとして、同博物館で5月11日午後1時30分から、双葉町教委の吉野高光氏らが「双葉地方の昆虫を語ろう」とのテーマで座談会を開く。

 問い合わせは同博物館(電話0244・23・6421)へ。