【福島】伝統工芸品を「かわいく」 女子の暮らしの研究所、販売上々

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チェンバおおまちの店舗

 「女子の暮らしの研究所」(福島市、日塔マキ代表)は、全国に本県の伝統工芸品の素晴らしさを伝え「県民に誇りを持ってほしい」と、会津木綿や川俣町の絹織物などを素材に、女子が「かわいい」と感じるアクセサリーなどの商品開発を行っている。商品は、同市大町のチェンバおおまちの店舗やインターネットで販売され、全国から注文が舞い込み反応も上々だ。

 同研究所は、2012(平成24)年に日塔代表が設立、株式会社ガールズライフラボ(福島市)が運営する。県内出身や在住の10~30代の女性36人が研究員として所属し、被災地の研修ツアーやラジオ番組など多彩な活動を行っている。

 商品企画は「ふくしまピースプロジェクト」として展開している。本県の伝統工芸品を女性の感性を生かし「かわいらしく」プロデュースすることをコンセプトに、会津木綿を使ったピアス「ふくいろピアス」、会津漆器の技法で作るヘアゴムやピンバッジ「omoi no mi(おもいの実)」、川俣町の斎栄織物が製造する絹織物「フェアリーシルク」を使用したピアスやブレスレット、ネックレスの「HITOTOKI―kasumi―」を企画した。

 インターネット販売は当初から順調な伸びを示し、「とてもかわいらしくて、遠い存在だった工芸品が身近になった」など購入者からの評判も上々で、本県の伝統工芸品の新たな魅力を発信している。

 研究員の林崎知実さん(24)は「県内には素晴らしい伝統工芸品がたくさんある。商品を通じて知り、誇りを持ってもらえれば」と話す。今後も商品開発を続ける方針。

 チェンバおおまちの店舗では自社開発商品だけでなく、研究員らが商品の展示会で見つけた本県の工芸品も販売している。店舗の営業時間は午前11時~午後7時。日曜日は定休日。問い合わせは同研究所(電話024・973・8230)へ。