【白河】白川城跡が国史跡に 文化審が答申、白河結城氏の拠点

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国史跡に指定される見込みとなった白川城跡

 国の文化審議会は17日、白河市の白川城跡を国の史跡にするよう馳浩文部科学相に答申した。答申通り指定されれば、県内の国史跡は48件目、同市では5件目となる。

 白川城跡は、鎌倉時代から約400年間、白河地方を治めた戦国大名白河結城氏の居城跡。通称「搦目(からめ)城」ともいわれる。1189(文治5)年、源頼朝の奥州征伐に参加し、功名を立てた結城朝光(ともみつ)が、恩賞として同市と西白河郡一帯の領地を与えられ、13世紀後半に子孫が城を築いた。戦国時代に入り、白川城の北西に築城した白河小峰城が本城になり、白川城は廃城となったとされる。

 2010(平成22)年から5年間、市教委が発掘調査を行い、多数の平場や土塁、堀などの遺構が確認された。東北南部の鎌倉武士の政治的発展と変容の歴史を知る上で貴重な史跡として評価された。

 文化審議会は同日、白川城跡を含む史跡・名勝・天然記念物の新指定15件、追加指定など27件、登録記念物の新登録3件、重要文化的景観の追加選定1件を答申した。