【福島】正岡子規が句に詠んだ「鼻毛の滝」...眺望が復活 福島市飯坂

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眺望が復活した幻の滝「鼻毛の滝」

 明治の俳人正岡子規が句に詠んだ福島市飯坂町湯野の「鼻毛の滝」。同滝は長年、木々に覆われ姿が見えなくなっていたが、今月から木々が伐採され姿を現し、地域住民の話題になっている。

 同滝は、新十綱橋のたもと、西根堰(ぜき)遊歩道入り口近くにある。飯坂町史跡保存会の小柴俊男会長によると、半世紀の間その存在は知られていたが、生い茂る木々のため眺望できず、「幻の滝」となっていた。今月初旬に、湯野地区の有志が地権者の協力で木々を伐採。かつての観光名所が復活した。

 滝は、県道穴原・十綱線の福島銀行飯坂支店前から対岸の新松葉旅館の脇に望むことができる。子規は1893(明治26)年、飯坂温泉に2泊3日で滞在。その時に摺上川を挟んで飯坂側から湯野側に見える同滝を眺め、「涼しさや滝ほとばしる家のあひ」と詠んだ。