【川俣】山木屋に食堂オープン 旅館まるもと「にぎわいづくりを」

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「地域の癒やしの場所になれば」と話す店長の愛甲さん

 東京電力福島第1原発事故で避難区域となっている川俣町山木屋地区に食堂「旅館まるもと」が9日までにオープンした。原発事故後に同地区で営業する飲食店は初めて。除染など復興事業を進める作業員や地区住民らが足を運んでいる。

 旅館を兼ねた地区唯一の食堂だった「旅館まるもと」は原発事故で休業していたが、技術者派遣業などを営む川俣町の「ウインプット」(山田しのぶ社長)が建物を借り受け、6月28日に食堂を始めた。

 山田社長は2年ほど前に愛知県から移住してきた。今後、旅館業を始める計画も練っており、山田社長は「食堂のオープンが人のにぎわいづくりのきっかけや手助けになれば」と話す。

 食堂の人気メニューは、ショウガ焼き定食(税込み750円)と、愛知県の知多半島から直送という脂ののったサバを焼いた名物の「特大とろさば定食」(同1200円)だ。

 ご飯とみそ汁はお代わり自由で評判は良い。店長を務める愛甲幸江さん(66)は「地域にとって癒やしの場所になれば」と話している。営業時間は午前11時~午後1時30分。定休日は日曜日。