【三春】避難者の姿や風景写す 岩根さん写真展、避難区域で撮影

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「避難者の古里の風景を見てほしい」と話す岩根さん(左から2人目)と斎藤さん(同3人目)ら富岡ひょっとこ連気晴らし舞道愛好会メンバー

 東京電力福島第1原発事故による避難区域内での撮影を続ける写真家、岩根愛さん(41)=東京都=の写真展が11日、三春町のフォトギャラリーいとうで始まった。会場には、避難しながらも前向きに生きる富岡町の人々を撮影した作品が並んでいる。

 岩根さんは2013(平成25)年から三春町に制作拠点を構え、パノラマカメラで富岡、双葉、大熊、飯舘各町村の風景や避難者の撮影を続けている。今回は富岡町から三春町に避難しながら、ひょっとこ踊りを各地で披露する斎藤泰助さん(87)ら「富岡ひょっとこ連気晴らし舞道愛好会」の会員らを撮影。生き生きとひょっとこ踊りを踊る写真が並ぶ一方、津波で流された住宅跡地や荒れ地となった水田跡など、それぞれの古里の現状も紹介している。

 「笑顔で前向きに生きる斎藤さんと出会ったことが撮影のきっかけ」と岩根さん。開幕前の10日はギャラリートークが行われた。

 12月29日まで。時間は午前10時~午後6時。入場無料。日曜定休(11月13日は営業)。問い合わせはいとうカメラ店(電話0247・62・3223)へ。