【郡山】「海苔のりべん」人気 福豆屋の駅弁、テレビ番組で1位獲得

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素朴な味が消費者の心をつかんでいる「海苔のりべん」

 福島県郡山市で弁当を販売する福豆屋の駅弁「海苔(のり)のりべん」が人気だ。テレビ番組の駅弁ランキングで1位を獲得したことがきっかけで口コミで広まった。限定400食という手に入りにくさもあり、駅弁ながら「新年会で味わいたい」との予約も入るほどの人気ぶり。素朴な味が消費者の心をつかんでおり、福豆屋は郡山発の駅弁として売り込みをかける。

 海苔のりべんができたのは約8年前。郡山市のブランド米「あさか舞」を使用し、ご飯と海苔が2段になっている。

 1段目はご飯の上に海苔と昆布のつくだ煮、2段目には海苔とおかか、梅干しがのる。海苔は、風味豊かな「みちのく寒流のり」(宮城県)。おかずとして手作りの卵焼きに加え、さけ、ゴボウのきんぴら、煮物が入っている。

 テレビ番組は昨年9月に放送された。東京駅構内にある「駅弁屋 祭」で販売する東日本の約170種類の弁当を対象に駅弁マニアが選んだ。素朴で飽きない味が1位の理由という。

 パッケージに一般社団法人ユニバーサルコミュニケーションデザイン協会(UCDA、東京都)が行っている食品の安全性を示すマークなどが貼られ、風評払拭(ふっしょく)にも一役買っている。福豆屋の小林文紀専務は「何回食べても飽きない味として、幅広い世代に愛してもらっている。母の味として親しんでもらえたら」と話した。

 海苔のりべんは税込み950円。県内ではJRの福島、郡山、新白河の3駅で購入可能。