【本宮】「英国庭園」開園 国際交流の懸け橋、植物園や花壇など設置

  このエントリーをはてなブックマークに追加 
本宮市に整備された英国庭園の開園を祝ってくす玉を割り、テープカットする関係者

 本宮市が同市糠沢の子ども向け運動施設「プリンス・ウィリアムズ・パーク」内に整備した英国庭園が4日、開園した。同市をはじめ国内と英国の関係者約120人が式典に出席し、国際交流の懸け橋となる庭園の完成を祝い合った。

 高松義行市長が「庭園を通じて市民が希望を持ち、安心して暮らせる町づくりを進める」と述べた。渡辺由紀雄市議会議長もあいさつし、内堀雅雄知事、ポール・マデン駐日英国大使、レディ・ボリック前英国下院議員らが祝辞を述べた。

 東日本大震災後の2015(平成27)年に復興状況の視察で同パークを訪れ、庭園整備のきっかけをつくった英国のウィリアム王子と、メイ首相、チャールズ皇太子、安倍晋三首相のメッセージが披露された。

 ウィリアム王子はメッセージで「英国庭園と英国の福島庭園は日本と英国の人々の絆の強さと温かさを気付かせてくれる。この絆が花開き続けることを私は確信している」と祝福した。

 英国庭園は約1600平方メートルの敷地に、帯状にデザインされた花壇「ボーダーガーデン」や水性・湿性の植物園「ウオーターガーデン」などが設置されている。高木5本、中木約370本、低木約590本、地表を覆う植物約120種類、約5500株が植栽されており、来春に本格的に植栽を始めるバラなどを含め、庭園全体が見ごろになるのは2、3年後になる見込みだ。式典では、関係者がテープカットし、英国で親しまれているベニバナヤエサンザシを植樹した。