【郡山】「配管インテリア」全国から脚光 郡山の企業、三春にカフェも

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鉄管を使いプロの職人が手掛けた数々のインテリア商品。武骨なデザインが人気を集めている

 配管工事などを手掛ける一方、鉄管を使い、椅子やテーブルなど武骨なインテリア商品の製造に取り組む異色の福島県郡山市の企業が全国から脚光を浴びている。商品開発に取り組むのは、管工事業ワイ・エンジニアリング(横田中(なおし)社長)。現役の配管工が手掛ける配管材を使ったインテリアは全国的に珍しく、プロの技術を凝縮した郡山発の逸品として注目を集めている。

 同社がインテリア商品の製造を始めたのは2016(平成28)年8月。管工事の技術や配管の格好良さを知ってもらいたいと始めた。多くの人々に「いいね」と言ってもらえるようブランド名には福島弁の「いいない」を取り入れた。

 商品はペーパーホルダーやブックスタンド、ワインラックなど約30種類と多彩。このうち卓上ライトは、仕切り弁を改造してスイッチにし、電球を点灯できるようにした。ドリップスタンドポットボードは、銅管でコーヒードリッパーを支える仕様。日常のインテリアのアクセントとなり、男女問わず人気を集めている。

 同社は販路拡大に向け、市内をはじめ、首都圏などの展示会に出展。昨年9月に東京で行われた「東京インターナショナル・ギフト・ショー」では、百貨店やホームセンターなど約70社から問い合わせが相次いだ。大内正幸総務課長は「想像以上の反響だった。客のニーズに合わせた商品展開を進めていきたい」と意気込む。昨年7月には、三春町桜ケ丘にショールームを兼ねたカフェ「i―inai(いいない) cafe(かふぇ)」をオープンしており、商品の認知度を高める戦略も進めている。

 商品は同社のホームページで注文可。オーダーも可能。