【福島】福島県道路の「元標」復元 新たな歴史スポットへ

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お披露目された里程元標

 県内の道路の基点として明治時代に建てられ、福島市が復元した「福島縣里程元標(ふくしまけんりていげんぴょう)」の除幕式が26日、同市大町の県庁通り沿いで行われた。福島市の新たな歴史スポットとして、にぎわい創出への期待が高まる。

 関係者ら約35人が出席した除幕式で、木幡浩市長が「新たな歴史的魅力の一つになることを期待している」とあいさつ、福島河川国道事務所の石井宏明所長らが祝辞を述べた。

 里程元標は明治時代に交通の要所のしるべとして重要な役割を担ったが、大正時代に入ると、福島市道路元標が同市上町の県庁通りに設置されたため、役割を終えた。県庁通りの道路拡張工事で、道路元標が通り向かいの同市大町に移設されることになり、合わせて里程元標が復元された。

 里程元標は30センチ角、高さ3.6メートルの木柱で、道路元標は25センチ角、高さ60センチの石柱。元標や万世大路について説明する看板や、土木学会による万世大路の選奨土木遺産の認定プレートなども設置。スマートフォンの無料アプリを活用して説明が受けられる「AR音声画像ガイド」も整備した。

 看板などはNPO法人ストリートふくしまと東北地域づくり協会が寄贈した。