【県内】移動式「水素ステーション」開所 ふくしまハイドロサプライ

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FCVに燃料を供給できる商業用・移動式水素ステーション

 アポロガス(福島市)の子会社「ふくしまハイドロサプライ」(同市)が水素を燃料とする燃料電池自動車(FCV)向けに県内で初めて整備した商業用・移動式水素ステーションの開所式が28日、郡山市の産業技術総合研究所福島再生可能エネルギー研究所で行われた。運用は4月3日から。現在、水素ステーションは南相馬市と郡山市の2カ所に設置されているだけだが、移動式のステーションの運用が始まることで、FCVの普及に期待がかかる。

 同ステーションは水素を気体のまま最大約15キロ貯蔵し、同量はFCV3台分を満タンにできる。現時点でFCVに供給する水素は、同研究所が太陽光と風力で発電した電気を使って水を電気分解して作る。

 同ステーションによる水素の供給は当面、同研究所、アポロガスが運営する福島市の太陽光発電施設「ふくしまさいえねパーク」の2カ所に限る。1キロ当たり1300円(税込み)で販売する。

 開所式ではふくしまハイドロサプライの相良元章社長が「水素利用を促進、復興・再生の一助になれば」とあいさつした。FCVへの水素供給の実演が行われた。

 営業日は同研究所が毎週水、木曜日、同パークが同火、金曜日。営業時間はいずれも午前10時30分~午後3時。問い合わせはふくしまハイドロサプライ(電話024・563・3144)へ。