【矢吹】大堀相馬焼・栖鳳窯が新工房 「山田陶器店 矢吹工房」開店

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味わい深い商品が並ぶ店内

 東日本大震災で避難を余儀なくされ、福島県矢吹町の仮設釜で「大堀相馬焼」の製作を続けてきた窯元「栖鳳窯(せいほうがま)」(3代目・山田正博代表)は27日、同町で新工房「山田陶器店 矢吹工房」の開店記念セレモニーを行い、関係者らが伝統ある窯元の再出発を祝った。

 セレモニーで山田代表は、「これまで多くの方に支援していただいた。この地で伝統を紡ぎ、良い品物を作っていきたい」などと感謝と決意の言葉を述べ、吉田栄光県議会議長のほか、野崎吉郎町長、大木義正町議会議長、太田美男町商工会長らが来賓であいさつした。

 新たな工房は木造平屋建て(一部鉄骨造り)の延べ床面積約250平方メートル。販売店舗や窯なども併設された。店内には味わい深い椀(わん)や皿、コップなど約200点以上が並び、セレモニー後には買い物客でにぎわった。5月からは、長男茂男さんも陶器制作に取り組む予定。

 時間は午前9時~午後5時。不定休。器作りの体験会(予約制)も実施する。