【郡山】1月11日から「ブリューゲル展」 郡山市立美術館で東北唯一

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 16、17世紀の欧州で大きな影響力を持った画派「ブリューゲル一族」の画業をたどる「ブリューゲル展 画家一族150年の系譜」が2019年1月11日から、郡山市立美術館で開かれる。東北では唯一の開催。展示作品のほとんどは欧米の個人コレクションで、日本初上陸となる。類いまれな画家一族の全体像に迫ることができる貴重な機会となる。

 ブリューゲル一族は、16世紀のフランドル(現在のベルギーを中心とした地域)を代表する画家ピーテル・ブリューゲル1世を祖としている。ピーテル1世は15~16世紀の画家ヒエロニムス・ボスの様式を取り入れた絵画や版画で人気を博し「第二のボス」とも称された。

 現実世界を冷静に見つめ、人間の日常生活をありのままに表現するピーテル1世の観察眼は、息子のピーテル・ブリューゲル2世、ヤン・ブリューゲル1世、さらに孫、ひ孫の代まで受け継がれ、一族の絵画様式と伝統が築き上げられた。

 郡山市の展覧会は19年3月31日まで。ピーテル2世の「野外での婚礼の踊り」をはじめ、ピーテル1世からひ孫のアブラハムらに至る4世代の画家と、同時代のフランドルの画家が描いた宗教画、風景画、静物画など約100点を展示する。

 同展は、東京都美術館(18年1月23日~4月1日)をトップに愛知県豊田市、札幌市、広島市、郡山市の順で巡回開催される。