【県内】朝河貫一の功績紹介 没後70年、6月8日から顕彰事業

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 二本松市出身の歴史学者朝河貫一(1873~1948年)の没後70年に合わせ、県教委や県立図書館などは8日から、県内外で顕彰事業を展開する。朝河は第2次世界大戦を予見して日米開戦の回避などに努めた偉人。関係機関・団体がキャンペーン的に認知度向上を図る。

 朝河が日米開戦を回避するために書いた「昭和天皇宛て大統領親書草案」や書簡、写真などの貴重な品に触れることができる企画展示「海を渡ったサムライ―朝河貫一没後70年記念展」が8日に福島市の県立図書館で開幕する。オープニングセレモニーとして、朝河貫一博士顕彰協会の矢吹晋代表と早大文学学術院の甚野尚志教授が同日午前11時から展示物を説明する。9日午後2時からは甚野教授が「ふくしまから世界へ~国際人・朝河貫一の歩み」と題して記念講演する。

 同顕彰協会は7月26日~8月1日、県内の高校生3人らを米国に派遣。生徒が墓地での献花やゆかりの地の訪問などを通して歩みをたどる。同11日に福島市のとうほう・みんなの文化センターで、県教委が主催するシンポジウムで研修成果を発表するほか、朝河の母校・安積高の生徒とパネルディスカッションする。