【福島】地元果物使ったグラノーラ 飯坂温泉街に直売店が開店へ

  このエントリーをはてなブックマークに追加 
14日にオープンを迎える店舗でグラノーラをPRする高橋さん

 福島県福島市の飯坂温泉で地元の果物を使ったシリアル食品を製造する「湯のまちいいざかグラノーラ工房」が14日、温泉街の一角にある工房に併設した直売店をオープンする。工房が手掛ける「飯坂温泉グラノーラ」は農業と観光を結び付ける新たな取り組みとして注目を集め、店舗のオープンで観光地飯坂温泉のさらなるイメージアップに期待が掛かる。

 「飯坂温泉グラノーラ」は自家製シロップをかけて焼き上げたオーツ麦とナッツに、低温乾燥した無添加のドライフルーツを加えて仕上げる。全て手作りで、味はプレーン、抹茶、紅茶の3種類。

 今年5月から温泉街のカフェや旅館などで委託販売され、これまでに3千個近くを売り上げた。地元の菓子店がグラノーラを使ったクッキーやクランチチョコレートを開発するなど、飯坂温泉の新たな名物としても話題になっている。

 ドライフルーツはサクランボやモモなど旬の果物を使い、飯坂を中心に市内の農家から仕入れている。規格外品を適正価格で購入し、農業の活性化や生産者の所得向上にもつながる。

 工房責任者の高橋健さん(37)は「果物をぜいたくに使える飯坂ならではの商品。生産、加工、販売が一体となった『チーム飯坂』で農業と観光を盛り上げていきたい」と意気込む。

 工房を運営するのは同市飯坂町に本社を置く信陵建設。「地域活性化に貢献したい」という高橋さんの思いを同社の斎藤孝裕社長が後押し、温泉街の空き店舗を改修して整備した。

 住所は福島市飯坂町字笠松11。当面は土、日曜日と祝日のみの営業で、時間は午前10時~午後4時。問い合わせは同工房(電話024・572・7577)へ。