【郡山】地元の人に愛される場所に...空きビルをカフェや事務所に改装

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朝市や寄席などビル利用の構想を語る佐藤さん

 郡山市中心部の空きビルを全面改装して先月オープンした「ブルーバード・アパートメント」。ブックカフェや地元クリエイター向けの分譲オフィスが入り、人の流れが生まれている。ビルを運営する一般社団法人ブルーバード代表の佐藤哲也さん(44)は「通りでの朝市や平日夜の寄席など、駅前で良い時間を使えるイベントを企画して、地元の人に愛される場所に成長させていきたい」と今後の構想を語る。

 須賀川市出身の佐藤さんは都内の大学を卒業後、デザイン会社勤務などを経て、郡山市にデザイン事務所を構えた。「住んで面白い場所にしたい」と、まちづくり活動にも積極的に取り組んでいる。建築事務所や飲食店の関係者など地元有志で同法人をつくり、老舗美容室だったビルを全面改装。構想から約1年でオープンにこぎ着けた。

 郡山市清水台1丁目のビルは4階建てで、1階はブックカフェ、2階はデザイン事務所、3階はクリエイターやデザイナー向けの分譲オフィス、4階はアウトドアブランドとタイアップした多目的スペースとして利用できる。

 市もこの取り組みを、遊休ビルを利用したまちづくりのモデルケースとして紹介し、同ビルで新たな担い手の発掘に向けた勉強会を開くなどしている。

 「大きな変化よりも、小さく0.5歩先を目指して、人が集まりつながることで変化を感じられる場所にしたい」。佐藤さんはまちづくりへの思いを語る。